土砂災害対応訓練を実施しました

 令和5年5月,南三陸町志津川字磯の沢地内の採石場において、南三陸消防署員と歌津出張所員合同での土砂災害対応訓練を実施しました。

 この訓練では,土砂災害が発生し,要救助者が土砂に埋まった状況を想定しており,まず始めにゾンデ棒と呼ばれる埋没場所を確定させる資器材を使用して,要救助者が埋没している深さを確認しました。その後,応急的な土留めを設定するなど,埋没した要救助者の負担にならないような救助方法を検討しました。

 要救助者が埋没した状況下での訓練は,実際の現場活動に即しており,参加した隊員は有意義な訓練を実施することが出来ました。

要救助者が呼吸しやすいように,胸高まで手堀を行っている状況

コンパネや杭を使用し,応急的な土留めを作成している状況