令和5年度住宅防火・防災キャンペーンについて

実施期間

令和5年9月1日(金)から令和5年9月21日(木)まで

住宅防火・防災キャンペーンとは

近年の住宅火災の死者に高齢者が多いこと、また今後も高齢化の進展が予想されます。
総務省消防庁では、住宅火災から高齢者を守るため、老人の日及び敬老の日を中心に、改めて高齢者に火災予防を注意喚起するとともに「住宅用火災警報器」や「住宅用消火器」または「防炎品」等のプレゼントや、設置されている住宅用火災警報器の点検や交換を高齢者に代わり実施することなどを推進する「住宅防火・防災キャンペーン」を、平成24年度から展開しています。
大切なおじいちゃんやおばあちゃんが火災の被害に遭わないよう、老人の日や敬老の日は身近な防火対策を考える日にしてはいかがですか?

消防庁HPから抜粋

高齢者を住宅火災から守るために

住宅用火災警報器を点検・交換しましょう。
逃げ遅れを防ぐために
住宅火災で死者が発生する要因では、発見が遅れ気づいた時には火が大きくなり、既に逃げ道がなかったと思われる事例が多く報告されています。
火災の発生を早く知り、被害を軽減するために、「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられています。「住宅火災警報器」は、約10年がその寿命とされています。
正常に作動しているかを確認するために、年2回程度の定期的な点検が必要です。
高齢者の家に設置されている「住宅用火災警報器」を、高齢者の代わりに点検し、10年を目安に本体を交換しましょう。

住宅用消火器を用意しましょう。
火災を小さいうちに消すために
火災が発生したときに「消火器」で初期消火を行うことは、被害を最小限に食い止めるためにも非常に重要です。ただ「消火器」というと「大きいから置く場所がない」「重くて火事の時にうまく使えるか不安」と思っている方も多いのではないでしょうか。消火器には、小さくて軽い「住宅用消火器」や、スプレー式で高齢者でも扱いやすい「エアゾール式簡易消火具」といったものも販売されています。
特に高齢者がいるご家庭には、このような器具を備えておくことをお薦めします。

防炎品を使いましょう。
寝具、衣類、カーテンからの火災の拡大を防ぐために
死者が発生した住宅火災で、最も多い出火原因は、たばこによるものです。なかでも寝たばこにより発生した火災で多くの死者が発生しています。
また、調理中に、コンロの火が衣服に燃え移ることにより亡くなる高齢者もいます。このような火災による死者を減らすため、枕や布団などの寝具、パジャマやエプロン等が燃えにくく作られた「防炎品」を使用することをお薦めしています。
さらに、カーテンやじゅうたんなども「防炎品」であれば、万が一火災が発生しても、急激に火炎が拡大するのを防ぐことができます。車やバイクのボディーカバーなども同様に「防炎品」を使用することが、放火による火災の拡大防止に大変有効です。

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