林野火災発生時のヘリコプター対応について

林野火災には空中からの消火が有効

林野火災は建物火災等に比べて延焼速度が速く,地形の険しさや水利の不便さなどから地上での消火活動が困難となります。
そのため,林野火災に対しては,ヘリコプターによる空中消火活動が有効とされています。
最近でも,栃木県での大規模な林野火災の際には,他県や自衛隊から多くのヘリコプターが駆け付け,空中消火活動を行いました。

空中消火を行う宮城県の防災ヘリコプター

ヘリコプターが到着までにかかる時間

当消防本部でも,林野火災が発生し,ヘリコプターによる空中消火が有効と判断した場合は,直ちに宮城県の防災ヘリコプターを要請します。 
宮城県の防災ヘリコプターは,仙台空港内の基地を離陸後,気仙沼・本吉地域まで20~30分程度で到着するため,迅速に空中消火への移行が可能となっています。
なお,大規模な林野火災の場合は,他県や仙台市のヘリコプター,更には自衛隊のヘリコプターが応援出動する体制が確立されています。
 

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