気仙沼市「上地区自主防災組織本部」が全国消防機器協会の住警器等配布モデル事業実施地区に選ばれました
一般社団法人全国消防機器協会が実施している「住宅用火災警報器等の無償配布モデル事業」(総務省消防庁協力)に対し気仙沼市の上地区自主防災組織本部が選ばれ,9月16日に贈呈式を開催しました。
このモデル事業は,住宅用火災警報器100個のほか住宅用消火器等が無償で配布されるもので,毎年全国から20地区が選ばれています。今年度は,高齢者世帯比率が高いこと,住宅密集,急傾斜地,道路狭隘など,一旦火災が発生すると防ぎょ活動が困難になるおそれが高い気仙沼市の本町,舘山,古町,滝の入,福美町,新町,化粧坂の15地区からなる上地区自主防災組織本部を当消防本部が推薦したところ,60を超える応募の中からモデル地区の一つとして選出されたものです。
贈呈式では,気仙沼消防署の佐藤署長から上地区自主防災組織本部の小山本部長,石森副本部長,春日副本部長に対し,住宅用火災警報器100個,住宅用消火器25本,防炎毛布25枚が贈られ,早速,古町三区自治会では加藤自治会長が地区内の高齢者宅の寝室と台所に住警器を設置していただきました。
当消防本部管内では少子高齢化が顕著であるため,火災による死者を出さないために特に重要となる住宅用火災警報器の普及啓発に,今後も取り組んでいく所存です。





