解体予定建物を使用した救助訓練を実施しました

 5月9日と5月12日の二日間,社会福祉法人洗心会高松園様の旧施設解体に伴う救助訓練を気仙沼消防署特別救助隊及び唐桑出張所員合同で実施しました。
 建物内に要救助者がいるとの想定で,窓ガラスや施錠された鍵を破壊し,安全で迅速な救助方法を確認しました。また,屋内に発煙筒の煙を充満させ,放水による煙の流れや性状変化を全員で共有し,実際の災害現場に近い状況での訓練となりました。
 訓練にご協力をいただきました社会福祉法人高松園様並びに,解体業者の山庄建設株式会社様に感謝申し上げ,より一層の災害対応能力向上に尽力してまいります。

窓ガラスを破壊して屋内進入

煙が充満した屋内への放水訓練