無人航空機(ドローン)を使用した溺者救助訓練を実施しました

 令和5年7月24日,気仙沼市の小泉海水浴場において溺者救助訓練を実施しました。

 今回の訓練は,「海水浴客の行方が分からなくなった」という想定で行われ,陸上や海上からの要救助者の検索活動に加え,当消防本部管内では初めてとなる無人航空機(ドローン)による上空からの検索活動を行いました。

 無人航空機の運用を委託している株式会社千葉誠様にご協力をいただき,要請方法や必要な資器材の準備,連絡体制の確認を行うとともに,上空からの映像により要救助者を発見し,録音音声で呼びかけを行いながら監視船を救助ポイントに誘導,要救助者を救助しました。

 上空からの映像は広範囲の検索に有効な情報源であり,関係機関相互の連絡体制を密にすることで,より迅速な救助に繋がることが実感できました。 閉会式後には,監視員及び関係者が心臓マッサージやAEDの取扱いを学び,万が一に備えました。     

     無人航空機(ドローン)             溺者救助訓練の様子

心臓マッサージ,AEDの取扱い