水面救助訓練を実施しました

 令和5年6月,志津川漁港において水面救助訓練を実施しました。この訓練では,潜水士の資格を保有した水難救助隊員の指導のもと,水面に要救助者が存在していることを想定して,陸上からの救助要領や水難救助隊への陸上支援要領等を確認しました。

 陸上からの救助要領としては,水面で意識のある要救助者への鳶口等の「差し伸べ」や救命浮環を投入する「投げ込み」要領を確認し,水難救助隊への陸上支援要領としては,水難救助隊が水面に出入りするための三連梯子の設定要領や,要救助者救出用の「もっこ」(網状の運搬用具)の取扱い要領を確認しました。

 訓練に参加した隊員は,1秒でも早く要救助者を救助することを意識して訓練に臨みました。

水面に三連梯子を設定している状況
要救助者へ鳶口を差し伸べている状況