宮城県消防学校にて実火災体験型訓練(ホットトレーニング)を行いました。

 令和5年2月3日(金),当消防本部職員14名が宮城県消防学校に出向し,実火災体験型訓練(ホットトレーニング)を行いました。 
 
 ホットトレーニングは訓練施設(コンテナ内)において,実際に木材を燃焼させ実火災に近い状況を再現することで,火災発生初期からの燃焼過程を観察し,火災性状に対する知識の向上及び状況に応じた放水技術を習得することを目的としています。

 この訓練は当本部で初めての試みとなり,普段から様々な講義や資料から知識は得ているものの,身をもって延焼による温度変化や気化熱の危険性を体感する等,大きな成果を得られた訓練となりました。

 隊員一人ひとりが火災性状への理解を深め,有効な消火方法を身に付けることにより火災の早期鎮圧や隊員の身を守ることに繋がります。今後も訓練を継続し,火災による被害の軽減に努めます。

訓練施設(コンテナ)
コンテナ内で木材を燃焼させ,熱,煙を生成
コンテナ内の上層と下層の温度差を確認
火災発生の過程を確認
放水により発生する気化熱の危険性を確認