不審火が続いています!!

気仙沼・本吉広域管内で今年に入り,放火や放火の疑いと思われる火災(以下:不審火)が続いています。
家の周りには燃えやすいものを置かず,建物周囲をもう一度確認するなど,あなたの家や地域を守るために放火されない環境づくりや対策をお願いいたします。
今後も不審火が連続して発生するおそれがありますので、十分注意してください。火災を発見した場合は119番通報、不審者や不審な車両を発見した場合は110番通報をお願いします。

放火火災を防止する5つのポイントと対策例は下記のとおりです。
1 環境要因
例)自治会が行うパトロールに参加する。街路灯の設置や玉切れがあれば交換等を自治会等に要望する。不審な通行人に気付いたら動向に注意する。など。
2 敷地・建物への侵入防止
例)門扉・車庫・物置等,夜間における施錠管理に心がける。容易に開錠されないための防犯ブザーを設置する。建物や敷地に死角をつくる要因となる物の整理整頓を行う。など。
3 可燃物等の整理
例)可燃物は人の目に届かない場所に整理整頓する。ごみ回収のルールを徹底する。車両等のボディカバーは防炎製品を使用する。など。 
4 火災の初期対応
例)消火器や簡易消火具を設置する。消火器の使用方法は家族みんなが把握しておく。消防署・自治会等が行う消火活動訓練に参加する。など。
5 家族や近隣との協力体制
例)近隣者との親睦を深め,お互いの放火火災防止の工夫など話し合っておく。広報資料やパンフレットの内容を理解し,防火意識の向上を心掛ける。など。

放火及び放火の疑いなどの不審火は毎年全国的に見ても上位の火災発生原因となります。下記画像は消防白書から抜粋した全国的な放火に関する統計となっておりますのでご参考にしてください。

令和4年版消防白書「主な出火原因の推移(上位 10 位)」より抜粋
令和4年版消防白書「放火及び放火の疑いによる火災の損害状況」より抜粋
令和4年版消防白書「放火及び放火の疑いによる火災の時間帯別出火件数及び損害額」より抜粋