マイナ保険証を活用した救急活動について

　令和７年１０月１日から、マイナ保険証を活用した救急活動が始まります。　　　　　　　　　　

　119番通報で駆けつけた救急隊員は，搬送されるご本人の名前や生年月日のほか，かかりつけの病院，服用している薬など様々な情報の聞き取りを行います。これらの情報は，搬送する病院の決定や救急車内での処置，病院到着後に治療を始めるための準備などに役立てられております。

　しかし，病気や怪我で苦しむご本人や，気が動転しているご家族の方から，これらの情報を正確に聞き取ることは困難な場合があります。救急隊員がマイナ保険証を閲覧することで，病院の受診歴や処方薬などの医療情報を把握することが可能となります。マイナ保険証の活用は，ご本人や付き添われるご家族の方の負担を軽減するとともに，傷病者がより適切な処置を受けることに役立ちます。