ホームタンクの油漏れに注意!!

ホームタンクの点検を行いましょう

 これから寒い時季を迎えるにあたり,暖房器具を使用する機会が増えるかと思います。家庭や事業所では暖房器具の燃料などでホームタンクを利用する機会が増えることで,油の流出事故が起こりやすくなります。灯油などは生活に欠かせない大切なものですが、取扱いに注意が必要な「危険物」です。ホームタンクからの油の流出は,火災の危険はもちろん,水路,河川,海への流出にもつながり,飲料水,漁業被害,農地等への土壌汚染など,広範囲にわたり日常生活に大きな被害をもたらします。
 日頃からホームタンクの点検を行い,灯油などの油の流出事故を未然に防ぎましょう。

かなえちゃん

油の流出事故を防ぐための5つのポイント

1. その場を離れない
  ホームタンクから油を小分けする際は,絶対にその場を離れないようにしましょう。
2. コックの閉め忘れに注意する
 ホームタンク使用の際,コックの閉め忘れに注意し,確実に閉めましょう。
3.日常点検を行う
 タンク,配管,ストレーナー(水抜き)などの破損,腐食,緩み等の日常点検に努めましょう。また、タンク周囲から不自然な異臭がしないかも確認しましょう。
4.転倒防止対策を行う
 地震,台風,落雪によりホームタンクが転倒しないよう,脚部の腐食や緩みを確認し,チェーンや架台等への固定補強など転倒防止に努めましょう。
5.防油堤を設置する
 万一,タンク等から油が漏れた場合でも,流出防止対策として防油堤を設置しましょう。
 ※防油堤を設置している場合は,防油堤の亀裂,破損,滞水,水抜きバルブの閉止を確認しましょう。

 

下のリーフレットやチェックシートもご活用ください。

リーフレット
チェックシート

チェックシートのダウンロードはこちらから

油が漏れてしまった場合は?
 油漏れが発生したら次のことに留意し,速やかに消防署(22-6688)へご連絡ください。
 ○元栓,コックを閉め受け皿を置くなど油の流出を止めましょう。
 ○油を水で流すと被害が拡大するので,絶対に水で流さないようにしましょう。