当消防本部では,毎年9月1日から11月30日までを,「住宅用火災警報器設置及び維持管理推進実施期間」としています。

近年,建物火災の死者に占める住宅火災の死者の割合が高くなっていることから(下図1参照),住宅火災による被害の軽減を図るため,住宅用火災警報器を未だ設置していない世帯や条例に適合して設置していない世帯への働きかけを進め,法令順守の徹底を図るとともに,設置から一定期間以上経過した住警器が適正に作動するように,維持管理を推進することを目的としています。 

住宅用火災警報器は火災から大切な命や財産を守ります。ご自宅に住宅用火災警報器を設置しましょう。また,定期的に点検を行い,異常があった場合や設置から10年以上経過している場合は交換しましょう。

交換する際は、一か所で煙を感知すると一斉に家中の警報器が鳴る無線式連動型の住宅用火災警報器の設置を、ぜひ検討してください。

図1 住宅火災の死者数の推移(総務省消防庁HPから抜粋)
図2 住宅用火災警報器の設置効果(総務省消防庁HPから抜粋)

消防職員が住宅用火災警報器の設置及び維持管理の調査で,各ご家庭を戸別に訪問する場合がありますので簡単なアンケートなどへのご協力をお願いいたします。訪問の際は「消防手帳」を持参します。消防職員が住宅用火災警報器を販売することは絶対にありません。業者や消防職員を名乗る悪質な訪問販売には注意してください。

悪質な訪問販売についてはこちらもご確認ください。
※一般社団法人全国消防機器協会のページに移動します。

住宅用火災警報器の設置維持管理については下記動画もご覧ください。消防庁youtube公式チャンネルが再生されます。


設置及び維持管理推進の取組み例

ステッカー
車両広報用マグネット
ヤクルト販売員による設置維持啓発
販売店の住警器特設コーナー設置
設置維持啓発懸垂の作成・設置

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