救急搬送の現状について
当消防本部の救急出場件数は例年3,000件を超えており,1日に平均8件以上出動しています。これらの中には,「救急車で行けば早く診てもらえる」「タクシーだとお金がかかる」「どこの病院に行ったらいいかわからない」などといった,緊急性や重症感のない救急要請が含まれています。
救急車は限りある資源
通常,119 番の救急要請を受けると,現場を管轄する救急車が出動しますが,管轄の救急車が出動している場合は,別管轄の救急車が出動することになり現場到着に時間を要してしまいます。このため,本来救急車の必要がない傷病者に救急車が出動することにより,本当に救急車を必要とする傷病者に対する救命処置が遅れてしまいます。
当消防本部では,こういった「救える命」を守るために,救急車の適正利用を推進しています。
なお,傷病者の状態に緊急性・重症感があり,急いで病院へ搬送した方がよいと思われるときは,直ちに119番通報をしてください。
救急車利用マニュアル
救急車の利用方法について,総務省消防庁からマニュアルが発刊されていますので参考にしてください。(下の図をクリックすると表示されます。)
全国版救急受診アプリ「Q助」のご案内
急な怪我や病気をしたときの緊急度判定を支援し,利用できる医療機関や受診手段の情報を提供するアプリが消防庁から提供されています。詳しくは総務省消防庁全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)(外部サイト)をご覧ください。
救急車の適正利用に関するQ&A
緊急性はないけど病院への搬送手段がないときは?
定期的な通院や,怪我・病気でも症状が軽い場合には,タクシーや民間の患者等搬送事業者を御利用下さい。
日曜・祝祭日の当番医を知りたいときは?
これらのサービスでご確認ください。
- 消防テレフォンサービス0180-992-699(火災広報と休日当番医を自動音声でお知らせしています。)
- 気仙沼市医師会「休日当番医」(外部リンク)
電話で相談はできますか?
これらのサービスをご利用いただけます。(画像クリックで拡大)
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