令和3年中(1月~12月)の危険物施設における事故の発生状況等については,下記のとおりです。

1 火災及び流出事故の発生状況

  • 火災事故は224件(前年比37件増)発生しており,このうち一般取扱所が134件(前年比12件増),製造所が44件(前年比17件増),給油取扱所が35件(前年比5件増)発生しています。被害は死者数が0人(前年比2人減),負傷者数が36人(前年比3人増)となっています。
  • 流出事故は422件(前年比47件増)発生しており,このうち一般取扱所が99件(前年比8件増),給油取扱所が75件(前年比13件増),屋外タンク貯蔵所が72件(前年比1件増)発生しています。被害は死者数が1人(前年比1人増),負傷者数が28人(前年比5人増)となっています。

2 火災及び流出事故の発生原因

  • 火災事故の発生原因は施設の維持管理不十分などの人的要因が120件(53.6%)で最も多く,次いで,物的要因が61件(27.2%)となっています。
  • 流出事故の発生原因は配管等の腐食疲労等劣化などの物的要因が232件(55.0%)で最も多く,次いで,人的要因が149件(35.3%)となっています。

また,詳細につきましては総務省消防庁の報道発表のリンクからご覧ください。

危険物に関連する情報は下記リンクもご覧ください。